2010年7月15日木曜日

机の上の暴れん坊1

職場の机の上のある日の風景です。涼やかでのほほん顔の赤コリさんといつまで経っても小さいままのびっくり顔の青コリ君がのんびりと泳いでいます。。。砂の中のご飯を探す姿が、あくせくあくせく、あたふたあたふたしていて落ち付かないけど、これがまた可愛らしい。。。と思っていたのですが、いつの頃からでしょうか、上品でエレガントなしぐさが女性らしい(♂なんですけどね)と感心していた赤コリさんが暴君に急変し、環境に慣れ始めた1ヶ月目くらいから頭角を現したのです。確かに最初からその素質はあったのかもしれません。買って来て水槽に移した直後から餌をモーレツに食べていました。少なくとも体長3cmあるかないかの青コリ君の方は慣れるまでじっとして、ガツガツしていませんでしたが、赤コリさんは環境にはお構い無しでご飯を食べるときだけちょっとガツガツしている程度だったはずなのですが。。。
今ではご飯を投入すると、2秒ほどで沈む餌なのに待てずに水面で青田刈りをする、一緒にご飯を食べようとする青コリ君をサッカーボールのようにドリブルして遠くへ押しやって、猛ダッシュで餌に掛け戻り、ご飯を独り占めする、いろんなところにご飯を投下しても青コリ君が近づくとに猛ダッシュで先回りしてご飯を独り占めする、水草の上や根元に残ったご飯もくまなく探して食べ尽くす、濾過器のホースのスポンジに吸い付いたご飯も裏返って仰向けになってまで食べ尽くす、ご飯がなくなると砂の中に体が半分ほど埋まるまで立坑を掘り、そのままシールドマシーンのように前へ掘り進んで餌を探す、それでもご飯が見つからないと水面に上がってきて「じゅばじゅば、ちゅぱちゅぱ、かぷかぷ、じゃぶじゃぶ」とせわしなく音を立てて餌の投下を要求する、それもずっとシカトしていると濾過機のホースの前で暴れて砂を巻き上げ、濾過機に吸い込ませてモーターを故障させる。。。落ち着いて仕事ができないときも多々あったりして。。。
おかしいですねぇ。十分過ぎるほどご飯あげているはずなんですが。。。
そして、赤コリさんばかり大きくなっていく。。。
あ、でも、寝るときは赤コリさんも青コリ君もとっても仲良しです。折り重なったり、ぴったりくっついて並んで同じ方向を向いて寝てますから。

手染め、手紡ぎ糸7

一見ちょっと怖いものに見えるかも知れません。でも、これ、ハンドカーダーで羊毛やサリーシルク(サリーの生地を作るときや縫製の後にできたくず糸)を繊維を梳かしたり混ぜたりした後に、カーダーから繊維を外して、直径1cmくらいの太さの棒で丸めてロール上にしたもの(=rolag)です。
これで紡毛糸を紡ぎます。

2010年7月14日水曜日

手染め、手紡ぎ糸6

この暑い時期に見るのも触るのもイヤっ!なんて言わないで下さいね。
続、手作りのふかふか毛糸のご紹介です。大体こんな夏の時期にも羊毛を使った制作作業をやっているのか?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実は、じわじわやっています。秋冬物はこの時期に少しずつ作り始めないと日ごろプライベートの時間が少ない週末作家(haluはpart-time crafter/weekend crafterと某ソーシャルネットワークサービスでは自称しています)生活だけでは商品が揃いません。平日は本職から解放後の深夜丑三つ時あたりに1、2時間制作活動に勤しむのです。
では、週末にぶっ通して制作しているかというと、優先順位の第一は「寝溜め」、第二は「家事」、やっと第三に「制作」。。。
さて、「手染め、手紡ぎ糸3~5」でご紹介した糸たちを改めて見てみましょう。
手染め、手紡ぎ糸3のバットはこんな糸になりました。なんだかイメージが違うかもですが、写真の具合でも違った雰囲気になりますが、部分的にしか見えていませんからね。いろんな羊の毛が混じっています。ふわふわですよ~。ちょっとだけキラキラの化繊をちりばめました。
ポコポコとお花かつぼみのようなフェルトボールや造花モチーフを紡ぎ込んだ糸は4の投稿にあるものです。装飾的なかばんを編んでみても面白いかも。
5で干されている糸には他にこんな連中もいます。
3と色違いのイメージで作ったのがこれ。ちょっとキラキラが見えています。寒色系。
柔らかいけどなんだか直毛気味でぬめり感も少なくサラッサラなブラックウェリッシュマウンテンにタータンチェックのリボンを紡ぎ込んだ糸。トラッドな感じに。
すごーく柔らかくて使い込むごとに薄く繊細になって遂に破けてしまったいろいろなプリント模様のインド綿をパッチーワークにした大好きな短パンを裂いて紡いだ糸。
カラフルな色の糸を紡いでからキラキラのラメ糸をコイル状に縒り合わせた糸。
本当はこのcampの時に紡いだ糸はまだあるんですが、ご紹介は次のお楽しみ。
どれも50gあるかないかの少量ですが、秋のマルシェには何かに形を変えてお店を彩ることでしょう!

2010年7月8日木曜日

手染め、手紡ぎ糸5

もうお分かりですね。出来た糸は縒り止めのため、熱湯に漬けた後に脱水機でしっかり脱水して、干します。干してある糸は全部campで作ったものです。しっかり縒りを定着させたい場合は重しをつけたりします。写真にある傘は重しの代わり。丁度真ん中辺りに吊るされているオレンジ色っぽい糸が、手染め、手紡ぎ糸3でご紹介したもの。その左隣が手染め、手紡ぎ糸4。フワッフワのモヘア満開な糸など楽しい糸がいっぱい。
さぁ~て、この糸たちで何作ろ?

2010年7月7日水曜日

手染め、手紡ぎ糸4

黄緑系に染めておいたシュロップシャーのトップも前回投稿のcampでナチュラルカラーのロムニーの手洗いしたフリースと一緒に梳いて、更にフェルトボールや造花の「具」をトッピングしながら紡ぐとこんな風になります。こういう普通の手紡ぎ糸でないような糸の紡ぎ方をいろいろ習うのが、このcampの主旨で、折角練習するならと、気合を入れて誰よりも時間を掛けて作ってみました、が。。。 こんなにいっぱい「具」の付いた糸で何を作るんだろう。。。とお思いでしょ?
haluも実は考え中。糸そのものだけでもアクセサリーになりそう。
襟巻きかな。。。?袋物?オブジェ?タペストリー?
いや、暖簾かな。。。

手染め、手紡ぎ糸3

手紡ぎ糸とお題を掲げながら、糸を作る手前のもののご紹介。もう去年のことになりますが、カカラウールワークスさんの主催のCamp Pluckyfluff前述の紡ぎ車と同じhaluの大好きなBabe's Fiber Gardenの特注のPinkie(Pinkieはとっても軽くて組み立ても1、2分で出来るので持ち歩きに最適です!)を持って参加した時の写真があるのでこちらで。
この会場で作ったバット(=繊維をカードしてシート状したもの。カード機から引っ剥がすと丁度写真のようになります)がこれです。このときはとってもテクスチャーのある糸を紡ぐということで、カード掛けしてあるようには見えませんが、粗目の手回しカード機(=ドラムカーダー)を使って1回梳いたものです。このふかふかの繊維を手で縦裂きにしたり適当にちぎったりしてから、細く繊維を伸ばしながらボコボコに紡いでいく訳です。
そして、完成した糸は後日まとめてご紹介します。

紐作り1

haluの隠れたラインナップの一つに「紐braid」があります。組紐も手を染めてみたいものの一つ。でも、まだまだ伝統工芸に手を出すにはとても及び腰。修行も嫌いだし、道具も大掛かりだし、そもそも何でも我流のため、せいぜいプロミスリング作りのような容易なもので練習することから始めようと思ったのでした。以前ご紹介したインクルルームも紐作りには適した織り機でして、これでカード織りや紐をと思って購入するもスカーフを織ってしまうし、カード織りはリジッド機で始めちゃうし。。。で、小さな作品作りに良さげなもっと小さな手ごろな道具をあさっていたところ、ハマナカの組みひもディスクとはなちゃんというものを入手しました。ところが、説明書を読んでいる集中力散漫のせいか手順が覚えきれず、いまだに準備中。。。
結局、お子ちゃま用の小さい織り機を入手して、ベルト織りで紐作りを始めました。
ところがですねぇ、腕輪程度の長さの紐じゃあしょうがない!と思って長~い経糸を張ってローラーに巻き付けると織り機の厚みより分厚くなってしまい(ええ、当然ですよねぇ、最初に気付いとけっ!)棒切れで織り機の嵩を増して織る始末。。。アホです。織り進めると今度は巻き取った紐で嵩を増し、前のめりな感じで織るっちゅう訳ですよ。
もともとこの織り機にセットされている綜絖筬の厚みもはるかに超えてしまうので経糸が浮いて使えず、糸綜絖を付けて効率良くと。。。
ベルト織りはしっかり緯糸が見えなくなるように打ち込むので、定規でギリギリと詰めていると、あれれ?経糸がゆるゆるにっ!なんとこの織り機の前後のローラーがボルトと蝶ナットで締め付けるタイプなのですが、ボルトもナットもアルミ製でして、強く締めると脆くもナットの溝を舐めてしまう代物でして。。。同じ溝の刻みの同じ径のSUSの蝶ナット4個だけ購入してこにゃいかんじゃないかっ!でも、きっとそうしている間にローラーに埋め込まれているアルミの全ネジボルトの溝を舐めるんじゃないのかっ!
教訓、小さいからといって手ごろな訳ではない、のです。。。えっ?そもそもベルト織り用の織り機じゃないって?ご、ごもっともです。。。
でも、ま、散々ナットがぐるぐる回りながらもこの紐は完成したんですよ。しかも、懲りずにその後も何本も作りました。完成品そのうち写真を撮ったらアップしますね~。
アルミボルトと蝶ナットめっ!別の機構に改修してやるぅ~