2010年6月27日日曜日

店開かず=幸か不幸か2

なんと、本日は現地入りしたのに店開けず。。。昨晩から雨ではありましたが、お天気も雨が降ったり止んだりと煮え切らないご様子。haluもウジウジと煮え切らないまま予定より大幅に遅れて現地入りしたものの、到着時に目の当たりにした光景は、朝早くに準備されて開店されていた先輩方がお店をたたんで次々にお帰りになるところでした。。。
前回と同じく便乗させて頂く予定だったビーズアクセのkちゃんも午前中頑張っておられましたが、粒が大きくなっていく雨についに断念。haluの到着前には作品を全部避難されておりました。。。う~ん、残念!
結局、現地で何をしたのか。
主催者のsおじ様と次回の参加についてお話して、ビーズアクセのkちゃんちで美味しいグラタンと豆ご飯をご馳走になり(ひゃ~写真撮っておけばよかった~食い意地張って忘れとりました。。。)、前回から続けて頂いております追加注文分の包装、そして、お店を開いてないのに仕事の合間に駆け付けて下さったUNO cafeの皆様にお買い上げ頂いて(ホントに毎度有難うございます!!!包装、ちゃんと出来なくてゴメンなさい!)、最後にひょっこりのぞきに来られたkちゃんのご近所さんとハーブ談義をし、更に大量のアップルミントを刈り取って頂いちゃいました~!
家に帰ったら早速水洗いして、何本かは挿し木にして、また何本かはフレッシュミントティーにして、残りは干して石鹸作りやお茶用のドライハーブにさせて頂きますね!!!
お店、開かなかったのに、皆様またまたお世話になりました。ありがとうございました!

2010年6月20日日曜日

立て続けに1

先月UNO Cafeさん主催の「新緑のマルシェ」に出店したのがご縁で、もう来週ですが今月27日(日)に香取神宮参道で開催されるフリマに出店することになりました。
といっても、今回ご提供するものはマルシェの時と同じフェルト石鹸とeco石鹸ですが。
マルシェでご覧になって気になった方、このブログをご覧になって気になった方、是非会いに来て下さいな。
好天の場合はhaluは間違いなく店の横っちょに陣取って光合成に励んでいるはず。
荒天の場合は中止です。

ほっつき歩く1

縄編み模様の短冊のようなものを標準より少し細めの棒針でしっかり8枚編みます。これを4枚ずつ繋ぎ合わせて2枚の正方形を作り、この正方形を外表にして周囲をかぎ編みで細編みしながらはぎ合わせると座布団ができます。写真ではよく見えませんが中に綿やクッション材を入れなくても良いように縄編みをしっかり立体的に入れてあります。
完成品は職場で使用中。。。
この糸ご存知の方いらっしゃいますかね?キラキラアクリル毛糸です。実は池袋のキンカ堂で衝動買いしたキンカ堂オリジナルブランドの糸。キンカ堂は余暇にほっつき歩くお気に入りの場所の一つでした。。。不景気のせいでしょうか。何の前触れも無く突然の閉店。。。後でwebニュースで倒産を知りました。そのチョイ前にキンカ堂からのDMが来て、グリーンメイトカードをクレカ付きの物からクレカ無しのものに変えたところでした。クレカ終了のお知らせが来たときに、クレジット会社が撤退するのは妙なことだなぁと思っていましたが、これほどの事の重大性には気付かず、あっさり交換に応じました。
もう、こうやって衝動買いや手芸の専門書や実用書を立ち読みしたり、サンプルを舐めるように見たりいじったりして最近の手芸のトレンドを探りに行ったり、お買い得な材料をあさりに行ったり、コアな道具を注文しに行ったり。。。とにかく各手芸用品売り場の各部門の各品々をつぶさに見て回るだけで一日確実にワクワクしながらほっつき歩ける、haluにとってはテーマパークのような場所でした。でも、もうできないんだな。。。あ~も~ガッカリ。閉店してから、もう3ヶ月近く経つのにいまだに池袋東口界隈を通ると暗い気分になってしまいます。手芸用品部門だけでも復活する予定なんて。。。無いですよねぇ。。。倒産品のネットオークションで在庫品の叩き売りしちゃってますもんねぇ。。。 今後は通販か。。。

2010年6月16日水曜日

犬毛糸

もう2年ほど前になりますが、羊ではない他の獣の毛を使って糸を紡いでみようと、手っ取り早く同僚んちにお住まいのゴールデンレトリバーさんの毛で糸を紡いだことがあります。ちょっと面白い糸ができたので、調子に乗って仕事でお知り合いになった方にそこのおうちで暮らしているコの毛をお送り頂きました。
サラッサラの直毛のような短めの毛が届きました。
思ったより短毛のため、100%このコの毛で紡ぐのは難しくすこーしだけ同じ色のアルパカとメリノの毛を混ぜて丁寧に丁寧に自作紡ぎコマで紡ぎました。単糸だと切れやすいので2本縒り合わせにして、縒り止めが済んだ後犬毛をお送り頂いた方へ発送しました。短い毛って紡ぐの難しいですねぇ。。。ふわっとソフトにはなりませんでした。修行が足らんなぁ。ごめんなさいね~。

幸か不幸か1

あるイヴェントでエコ石鹸を無料配布する企画がありまして、このために大量のエコ石鹸を生産しました。一人だけでは大変なので何名かの同僚の人たちに手伝って頂いたときのことです。作業開始時間に快く来てくれた一人のとっても明るくゴキゲンな同僚と作業を始めました。前日までに材料は揃えておいたので、最初の作業は苛性ソーダを量って定量の水に溶かすことからでした。一度に水に投入して突沸すると怖いので秤で量りながらスプーン一杯ずつ投入します。何度も何度も量っては投入します。分量を間違えないようこの同僚の人に「何杯入れたか数えておいてね、全部で11杯だから。」とお願いしたところ、たまたま壁に貼ってあった地下鉄の路線マップが目に入ったようで、「◇◇線〇〇駅から△△駅までですねぇ~。」とルンルン気分で、双六のように1杯入れると「◎◎駅ぃ~」2杯目入れると「◆◆駅ぃ~」と各駅で進みます。ちょっと量るのにてこずっている間にちょっとしたおしゃべりになり、やっと投入するとまた一駅進んで「##駅ぃ~」、最後の11杯目で「終点△△駅に到着で~す!」。こうして明るく楽しく能天気に作業していたところ、突然電車が脱線して車外に放り出されたのでしょうか、「あれっ?今どこの駅まで来てたんだったっけ??え?あれ?ん?確かさっき※※駅だったはずだから、今の一杯で次の駅のはず。。。」とちょっと小さな声が。。。なんだか重症の様子。
最終的に完成した(はずの)石鹸は、いつもは2日後に切り出せるほど固まっているはずが固まらずクリーミーなまま。。。一週間たってもクリーミーなまま。。。1ヶ月たってもクリーミーなまま。。。3ヶ月たってもクリーミーなまま。。。ねっとりシットリした漉し餡のよう。。。
仕方なく、捨てるにはもったいなく、一念発起して困ったチャン石鹸ども(ええ、画には写ってませんけど、大量にです)を作り直すことに。まずはどれくらいアルカリが足りなかったか見極めねばなりません。型枠から取り出した困ったチャンに苛性ソーダ水溶液を徐々に足して様子を見ながら混ぜ合わせます。。。
実験の結果、足りない分量は特定できず、圧倒的に残った困ったチャン石鹸たちはその後何も手を加えることなく大切に温湿度一定の部屋で保管され、1年以上の熟成期間を経て、超マイルド石鹸へと変化したのでした。

今年のバジル

今年は良くないですねぇ。。。折角蒔いたバジルの種、芽は出るのですが育ちません。天候不順のせいでしょうか。。。 毎年プランターや鉢植えでたくさんのバジルを生やして大きな葉っぱに育て、美味しく頂くだけでなく知り合いの方々にお分けしたりしているのですが。狭いバルコニーですが、片隅に手作りの簡易コンポストを設けて腐葉土作りにも励んでいます。3、4年前からコンポストの醗酵中の腐葉土にブンブン(カナブン)が卵を産みつけ、プランターに土を足す頃になるとゴロゴロと幼虫が出てくるようになりました。
これも何かの縁と思い、幼虫も土も急いでコンポストの中に埋め戻しています。このため、腐葉土をプランターに追加することができなくなってしまいました。土の栄養が足りなくならないように仕方ないので市販の肥料をプランターに混ぜたり石灰を混ぜたりしているのですが駄目なのですかね。。。自家製バジルが恋しいです。

2010年6月7日月曜日

リヴィングストーン

ロンドンにいたとき、大学の友人がエデンプロジェクトを見物に行ったついでにお土産を買ってきてくれました。部屋の中にもキッチンにも植物を大きく育てていたhaluは長期外出をしないといけないときは、近所に住んでいた彼や同居人たちに植木鉢を預けて、自分がいない間の植物のお世話をお願いしていたのでした。そんな植物好きのhaluに買ってきてくれたお土産が見たことない多肉植物リトープス(メセン類)。。。
最初はお尻のようでちょっと怖かったけど、別の友人が「これは「生ける石」っていうあだ名のある植物でキューガーデンの砂漠の温室に大きな株があるよ。」と教えてくれました。その後、キューガーデンにも行って、どういうところに生えているものか観察しました。このことがきっかけで、帰国してからもメセン類を育てています。残念ながら、通関の関係でお土産にもらったコは持って帰れず、ロンドンにいる友人たちに他の植物たち(バジルやトマト、部屋から出すのにとっても苦労した巨大なバナナの木、アナナスの一種など)を分けて託しましたが、今も元気に友人たちの家で育ってくれています。ただし、バジルとトマトは食べられちゃいました(当然。。。)。

カラフルまだら染め

白っぽいスカードの原毛が手に入ると、まだら染めをしていろんなカラフルな色にいっぺんに染めます。
大好きなカラフルな糸を作るのに欠かせません。ポップな原色が欲しいときは、もともと単色に染められたトップといわれる材料を購入することもありますが、 ニュアンスのある色を作りたいときは染めも楽しいものです。なかなか思うような色は作れませんが、オンリーワンなものができます。
勿論、白っぽいトップやスライバーが手に入ればそれらをまだら染めにすることもあります。カラフルなシマシマの蛇みたい。。。
染め上がったら、いつものように干します。天日に当てて干したいところですが、留守がちなので、窓際で干すことも多いです。100均の干物作り用の籠も今日はカラフルな羊毛が入っています。ついでに紡いだ糸も熱湯で縒り止めをして干しちゃえ。どうせ脱水機を掛けるなら一緒に。奥の籠の上にちょっとオレンジ色に見えるものはみかんの皮。みかんの皮も干して石鹸作りや入浴剤に使います(でも、みかんの皮は脱水機には入れないよ。念のため)。何でも干すの大好き!こうやっていつも何でも窓際に干すので、実は昔からカーテンは持っていません。。。覗かないでね。

2010年6月6日日曜日

手染め、手紡ぎ糸2

早くもシリーズ2といっても紡いでいる最中の画ですね。奥には愛用の石油ストーブも見えます。この糸は手染めのロムニー、サフォーク、白のコリデール、リサイクルサリーシルク(サリーを作るときに出る絹の糸くず)など色とりどりの糸です。冬の夜のひとときです。

袋織り

布を織ってから袋に縫い合わせるのではなく、最初から袋に織る方法があります。「袋縫い」ならぬ、「袋織り」とでも言いましょうか。。。
木枠のフレーム織りでできるというのをやってみましたが、たまたま使っていた木枠の糸を掛けるピッチが広くてスカスカな感じになってしまいました。
そこで登場したのがボール紙の枠です。
作りたい袋の大きさに10%増した大きさのボール紙を用意します。
この丈夫な紙の上下に5mmピッチで切り込みを入れ、互い違いに経糸を掛けていく。
上の切り込みから始まって、下の切り込みは「わ」になるように糸を掛けます。
つまり、最初の切込みに糸を掛けて紙枠の表を通って下の切り込みを通って裏に回る。裏の下の切込みから裏の上へ裏の上の次の切込みまで来ると、表に回り、表の上の隣の切込みへ通して裏へ戻って下へ行く。。。って意味分かんないですかね。。。

国産羊毛1

輸入原毛屋さんで原毛を購入すると、失敗も無く堅いのですが、国内にもたくさん羊を飼っている牧場があることですので、そういうところから毛を買うことはできないかといろいろと調べてみました。 毛刈りした羊毛を売っていらっしゃる牧場は国内にもたくさんあることが分かりました。ただし、高品質な羊毛生産を目指して、海外の羊毛専門の牧場のように羊にコートを被せて飼育しているところの毛は輸入品と比較しても遜色ないお値段。。。
お値打ち品はないかと辿り着いたのがSheep Ranch YAMAMURAさんです。こちらでサフォークとマンクスロフタンの脂付きフリースを購入して、クリーム色のサフォークは染めてみたり、甘茶色のバサバサのマンクスは洗ったあと早速紡ぎ。。。洗うときにフケがうまく取れてなかったみたいでばらばらとカードしていると落ちてきます。。。ロープのようなガチガチの糸が紡げました。さて、何に使おう。。。ラグ(敷物)に織るのが定石でしょうが、haluとしては靴下のかかとに使いたい。編めたらご紹介しますね。と山村さんにも言ってたんですがね。。。どうしても手を掛けた毛は使うのがもったいなくって。。。惜しみなくとっとと編まねば。

手染め、手紡ぎ糸1

日常的に紡いでいるので、手紡ぎ糸が大量にあります。ご紹介していくにも写真を撮り忘れて既に作品に仕上がってしまっているものも多いのですが、気が向いたらアップしていくことにして。。。シリーズ1です。
左のは、コリデールのライトグレーの原毛で作った毛布の残りとカラーのメリノ、コリデールのオフホワイトでスラブの単糸に紡いだもの。
右の2カセのうちの左はリサイクルバナナファイバーとウルグアイをカーダー(このときはハンドカーダー)で混ぜて単糸に紡いだもの。
右はカラーメリノとロムニーの脂付きフリースを試しに自家洗いしてでこぼこスラブの単糸に紡いだものです。
紡ぐときは紡ぎ車を使うときもありますが、コマを使うのも大好きなので、コマも市販品だけでなくかなりの数の自作品があります。左の写真の左のはアナンダさんのオリジナル品、下の写真にあるのは自作品で細い糸を紡ぐようにとっても軽いのです。左の写真にある毛糸玉が付いている棒はNostepinne(糸巻き棒)と思いきやFAXの感熱紙の芯です。この下に写っている原毛らしきものは、ジャコブのスカードを必死こいて固めて作った薄っぺらい枕です。タオルを上に敷いて年中愛用しています。

iPhone、iPodポーチ1

シリーズというからにはいっぱいあるんだろうな。。。と思うでしょ?
ええ、あります。が、例によって撮影忘れです。いや、PCへの取り込みサボりとでも言いましょうか。。。なのでとりあえず写真の撮ってあったものを1としてご紹介します。
リサイクルコットン(綿糸のくず)を紡いで単糸にして、ジャコブの単糸とツートンのメリヤス編みです。シンプルですがリサイクルコットンがカラフルなので面白いです。写真では見えませんが、茶色チェック綿布の内袋をつけています。フック付きのストラップで絞り紐を両端で吊るせば首から掛けられます。

フェルトボール軍団

レトロな石油ストーブ(ウチにあるのはRAINBOW50。24、5年前にどーしても欲しくてお誕生日のプレゼントに親に買ってもらったものです。本当は当時10畳用?で出ていた一回り太目の白いものが欲しかったのですが、haluの部屋は6畳だったのでこの茶色になりました。火が灯ると感動的で癒されます。モデルチェンジしちゃったんですね。同じのはもう売ってないんだ。。。)の光に照らされているのはフェルトボール軍団。寒い冬の間にストーブに掛けているヤカンのお湯を使ってフェルトボールをせっせと作ります。小さいストーブですが、煮物とお湯はすぐです!ストーブを点けている日は湯たんぽにもお湯が行き渡りぬくぬくです。
フェルトボール作りは湿式でやるので手がバシバシになってしまうので、フェルトボールメーカーを使って途中まで作りますが、きゅっと引き締まったボールにするには手で仕上げるのが一番です。

せせこましい作業場

なんでしょう、これ。写真で撮るとちょっとマシなのですが、ウチの家、こういう作業をするには狭すぎですね。今年度中の強制退去も決定しているので、新しい住処を見つけないと。。。嵩張る材料や資料、文献、道具も大量にあるし。。。植木もバルコニーで洗濯物干すのに足の踏み場も無いほどあるんです。植物はかわいいので捨てられません。名前の分からない木なんかも、みんなすくすく育ってますし。頭悩ませます。
どなたか安い作業場付きの住処、提供して頂けないでしょうかねぇ。。。
とはいっても、本業もあるので通勤の便は良いに限るんですけどね。
そんなとこある分けないですねぇ。。。
ここにあるのはBabe's Fiber GardenのProduction DTのカスタマイズヴァージョンです。Babeのお取次ぎ目論見中~。でも、まだ、代理店にはなれない。。。Nelsおじさんご免!なんせ引越しが先。。。
でも、Babeの紡ぎ車にご興味のある方、取次ぎをご希望の方、コメント欄でお知らせ下さいね。コメントは全て確認してから公開か非公開かを決める設定にしていますので、連絡先を入れて頂いても大丈夫のはず。。。

綿、麻、ウール混織ナチュラルスカーフ

もう20年以上もお膳としてしか使用していないコタツがhaluの作業スペースです。赤い天板がとってもレトロでしょ!ウチの家には昭和の高度成長期をぷんぷん匂わせるレトロなものがいっぱい。ダイヤル式の「黒電話」、サイケな黄緑色の「なべ型」電気炊飯器。。。まだまだ現役で活躍しています。いずれご紹介しますね!
さて、そんなコタツの上で作業しているのはインクルルーム(ここにあるのはアナンダさんのオリジナルの欠陥イリアスルーム。でも交換してもらう気になれないほどのお気に入りです。なので交換して下さるというお申し出をお断りして無理を言って足りない部品を送って頂きました!!!でも、まだ、ペグの足りないまま使用中)。ベルトを織るのに使う織り機です。

生成りの綿の強撚の手紡ぎ糸を経糸に張り、生成りの綿の甘撚り糸、茶綿の甘撚り糸、麻(フラックス)とウール(アイルランド)混紡の手紡ぎ糸を経糸にして適当なシマシマに織りました。
細幅ですがhaluの少ない春夏物のラインナップです。耳がバタバタですが、意外と好評なんですよ~。


編み込みの帽子

先程のジャコブの2本縒りの糸(今回も自作のフリースマットと自作の毛布とのスリーショットです)とオフホワイトのコリデールの毛で紡いだ単糸で依頼品の帽子を編みました。











模様もオリジナルです。
ポンポンの部分はちゃんと後で切りそろえてまあるくするつもりで依頼主とその大きさを打ち合わせたところ、「そのままで良い」ということになり、ひらひらしたポンポンになりました。










その後、模様が気に入ったので、別の方の依頼品だったレッグウォーマーもこの模様で編みました。こちらは写真では分かり辛いですが、2色のコリデールとジャコブの毛を別々に単糸に紡いだ糸を使いました。

ジャコブの大きなカセ

さて次は、糸紡ぎです。ジャコブの毛を紡ぎコマ、つまりスピンドルで極太に紡ぎました。
後ろに見えているのは、前稿でご紹介したフェルトのルームシューズとpluckyfluff(=Lexiさん)の糸、Candy Caneです。
紡ぎ終わるとカセにとって、熱湯で縒り止めをし、干します。2本縒りなので重しは付けずに干しているところ。窓際で種採りしたバジルの種(封筒に入っています)と一緒に干されています。
ちなみにこのバジル、ハーブアイランド ベジタブルガーデンさん(大好きです!)で購入した種を栽培したものを、毎年種採りして翌年に種まきを繰り返しています。かれこれ5、6年になりますかね。この種が更に職場やその他の友人へ手から手へ渡り、皆さん潤っています。毎年おいしいバジルをありがとう!
右の写真に写っているふさふさは原毛を織って作るフリースマット、右下に移っている毛布(シングル大)も手作りです。一人で夜な夜な作業して一週間掛かりました。


2年がかりのルームシューズ

最近、本業が季節労働的にちと忙しいので、新作に手をつけていません。。。なのでこれまでにケータイで気が向いたら撮り溜めてきた作品の数々をご紹介していきましょう。
勿論、こやつらの中で手元にまだあるものはマルシェ、マーケット、ネットなどで販売していきます。ほとんどが秋から冬のものなので、夏には売れないでしょうけどね。何か春夏物を作らないとね~。
早速一つめ、モコモコしたフェルトのルームシューズです。ナチュラルカラーのコリデールの毛にベリーカラーのトッピングを加えました。以前ベリーカラーだけで作ったのですが、サイズが小さすぎたので作り直しました。