2011年3月26日土曜日

ビーズを織って巻物1

徒歩通勤だったとき、ちょうどビーズアクセの大ブームが来始めた時でした。ならば、幼少から大好きで得意のビーズを使って、ちょっとした時間に小物を楽しく自作しようと会社の昼休みに会議室を借り切って2人で始めたのがきっかけでした。口コミで部署内に広まり、多いときで20人ほどお姉さま方が集まってわいわいご飯を食べながら手と口を動かしたものでした。カートに積んで手軽に材料なんかが持ち運べたので重くても平気でしたね。
それから10年以上の月日が流れました。その頃気になっていたけどあまり追求できなかったビーズ織で、ちょこっとしたものを作りたくてやってみました。腕輪程度しか作れない組み立て式の織り機が激安で手に入りましたので、以前のように織り機を自作しないで挑戦です。これで、MAXの幅。バングルくらいの幅にはなります。工夫次第でもっと幅広にも出来そうです。

ランダムなチョイスで丸小ビーズやらデリカビーズやら、時々ポイントに丸大ビーズを取り混ぜて。経糸は刺繍糸。専用の針を使ってサクッと織れました。
因みに、写真に撮るの忘れてますが、そのビーズ織り機も扱っています。フリマやマルシェに出店時には販売していますので、お声掛け下さい。って、本当に売りたいのなら、ちゃんと写真出しとけよって話ですよねぇ。。。も、申し訳ございませんが、とりあえず、「きまぐれ・・・」の店頭でどうぞ。説明もちゃんと出来ますし。
思ったより頭を悩ませるのは両端の仕上げですねぇ。。。他に方法ないのかなぁ。。。

2011年3月23日水曜日

おもちゃの織り機で綾織=襟巻き14

経糸にこのグレーとベージュと肌色のミックスになったロムニーを双糸で使います。
緯糸には経糸と同じ色合わせの単糸と黄色~オレンジ~ピンクのグラデーションの単糸を縒り合わせて双糸にしたものを使用して、巻物を織りましょう。
織り機はこのブログでもたびたび登場するhaluの愛用のおりひめ。トミー社のおもちゃです。でもこの織り機、小さくてマフラーほどの幅しか織れませんが、奥に見えるダイヤルで4枚綜絖とほぼ同じくらいの種類の綾織(勿論平織も)が織れる優れもの。今回は単純に質感の出る綾織で織ってみました。
織り上がり。綾織の斜めの筋がいい感じ。
こんな感じ。
この質感がタマラナイ。。。
因みにマルシェで娘さんにと言って、上品でダンディーな紳士がご購入されました。

2011年3月22日火曜日

国産羊毛2=織りましょう2=襟巻き13

続きです。
これらの糸で経糸を張って。
糸に質感があるので織り方はシンプルな平織り。
緯糸を通していくのですが、あれ?おかしいなぁ。。。緯糸通している織りかけの途中の写真が見当たりません。。。
しょうがないので出来上がりの写真を質感が見れるよう多めに貼っておきます。
透かしてみると結構ざっくりな織り目ですが、これくらいの方が軽くて暖か。
全体的に薄ピンクな感じになりました。
こんなに荒いのに、
テロンと柔らかいのです。
香取で出店したフリマの閉店間際にご主人と通りがかられた女性が襟巻き3と合わせてお買い上げ下さいました。

国産羊毛2=織りましょう1=襟巻き13

国産羊毛2シリーズも佳境に差し掛かってまいりました。紡ぎましょうで紡いだ毛糸を使っていつものように襟巻きを織ります。この糸は本当にコシが無くってふわっふわ。半分をNyaoさんにお裾分けして残りを今回使います。
これだけじゃ足りないので、色んな残り糸たちを動員します。手染め、手紡ぎ糸8でご紹介した超極太のブークレヤーンの残りも使用。
ロムニーのナチュラルと肌色の双糸も動員。ちょっとナチュラルで優しい感じのトーンを加えてみました。
ロムニーに似ていてちょっと硬めで長めでキラキラしているクープワースと国産強面ヒツジさんのビビッドピンクに染めた毛の双糸も動員。
襟巻きに超多用しているプラ製練習機君登場!経糸を張ります。ええ勿論、付属の筬には通しません。手作りブークレがぶっといですからねっ。プラ定規と超極太用棒針で綜絖代わりにします。
上から見るとこんな感じに。。。え?経糸まばらじゃないですかって?いえいえそうでもないんです。緯糸通していくと思いのほかうまくいくもんです。

2011年3月19日土曜日

iPhone、iPodポーチ7

さて、このポーチと次回のポーチは市販のメリノのロービングをほぐして紡ぎ直した単糸で編んだものです。それも縒り止めをせずに編んで斜めの螺旋効果を狙いました。でも、こちらの短いポーチではあまり効果が分からないですかね。。。
取っ手の紐はいつものリリアン編み。
絞るとこんな感じ。
この後姿の写真を見ると螺旋効果がちょっと分かるかなぁ。。。

iPhone、iPodポーチ6

まだまだ続きます。。。ツートンな感じにしてみました。底~真ん中辺りまでと取っ手はロムニーの白、灰色を混ぜた双糸で、真ん中~口までは段染めにしたメリノで編みました。
底~真ん中くらいの白×灰ロムニー部分はちょっと厚手でモコモコ。
口までの部分は少し薄手になっています。裏地は付けていません。
絞ると巾着らしくなってリリアン編みの取っ手もしっかりしています。
口はゴム編みにしています。

iPhone、iPodポーチ5

虹色の段染めにした羊毛(コリデールだったかな。。。)と白~灰色のロムニーの双糸で巾着を編みました。タイトルにしましたようにiPhoneやiPodを入れてもいいし、ワンマイルバッグの代わりにちょっとしたお買い物の時にお財布と携帯を入れてお出掛けでも良し。。。
リリアン編みで持ち手も付けて絞れば手も通せます。
裏と底はこんな感じ。

2011年3月16日水曜日

iPhone、iPodポーチ4=もはやただの巾着

まだまだシリーズは続きます。だんだんもうiPhone、iPod用というよりは小さな巾着になってきました。巾着シリーズと言ってもいいくらい。。。今回の巾着はほっつき歩く1でご紹介しました池袋にあった某大手手芸店にhaluがよく出現していたときに購入した糸で編んだもので、
編み図も糸購入でサービスしていただけて、「ペットボトル入れ」と紹介されていたもの。。。編地がハートの連続模様のような感じでお気に入り。イチゴとお花の飾りはhaluが足しました。
やっぱりいまだに惜しまれます。在庫はネットで叩き売り、現在は通販だけで存続しているのですが、お店に行って実物の材料を見て、店員さんの工夫やメーカーさんの持ち込んだサンプルを手にしながらアイディアを奮い立たせ、時に店員さんに質問などしながら和やかに時が過ぎる。。。本当に理想のほっつき歩く場所でした。。。

2011年3月13日日曜日

国産羊毛2=紡ぎましょう

どうしても夜に写真を撮ると蛍光灯で緑掛かってしまいますね。。。
紡ぎあがった糸です。クープワースのオフホワイトと淡ベージュの羊毛で紡いだ糸と一緒に超極太~並太の双糸にしました。
太いところと細いところがある糸です。クープワースがつやつやしているので間近に見るときらきらしています。結構ボリュームがあります。
ベージュのコリデールに混ぜたほうも紡ぎました。こちらも双糸にしました。ところどころに染めたピンクやオレンジが見えてますよね。すんごく柔らかくてフワフワに出来ました。手触りが良いんですよ。こちらは上の糸より全体的に細めです。
自家製の糸が溜まってきたので、お得意の襟巻きを織ろぉ~っと。

2011年3月12日土曜日

国産羊毛2=梳きましょう

鮮やかなピンクとオレンジに染め上がって気分が良いので、濃い目のベージュの羊毛(コリデール)にも混ぜてみました。ドラムカーダーから剥がしてロール状に。。。うわっ、蛍光灯で緑掛かった色になってるぅ。。。
自然光で撮り直しました。こんな感じの暖かい色合い。
ふかふかです。ロール状にしている手前にちょろっと羊毛が見えますが、これはドラムカーダーの小さいほうのドラムにくっついて残ってしまう分です。これも綺麗に回収してロールに丸めます。

国産羊毛2=混ぜましょう

染め上がった鮮やかなピンクやオレンジ色の羊毛と染め溜めてある羊毛やら絹の繊維くずをナチュラル淡ベージュの羊毛に混ぜて梳いていきます。色の付いた羊毛や絹の繊維くずをどのようなバランスで混ぜるか考えながら梳くのが醍醐味。
大量に梳くときはドラムカーダーという道具を使います。ハンドカーダーでも良いのですが、100gとか梳くときはドラムカーダーのほうが効率的です。トレイの上に梳きたい繊維を置いて、くるくるドラムを回して梳いていきます。
ドラムカーダーで繊維を梳いた後、ドラムから綺麗にはがすとこんな風にシート状のワタになります。便宜上、くるくる巻いてロール状にします。
紡ぐのを待つばかり。。。