2011年3月9日水曜日

国産羊毛2=洗いましょう

国産羊毛1からだいぶ経ってしまいました。1の山村牧場さんとは別の某牧場(普段羊毛はお譲りしていないということで、名前は内緒!のお約束)にのんびり羊でも見ようと突撃したとき、もう毛刈りの季節は終わってるよな~と思いつつも、ちょこっと「羊の刈った毛ってどうしてるんですか。捨てるようなことがあるなら分けて頂きたいのですが。」などとお尋ねしてみました。一緒に行った友人は唐突なhaluの言動に即他人の振り。。。
結局、ご親切に刈ってあった羊毛を本当に分けてゴミ袋に詰めて下さいました。
羊の種類、聞きましたがダウン種の何かだったはず。。。「この子の毛ですよ。」と親切に指差していただいたヒツジさんが、すぐ横にいたあまりにも大きく、眉間や頬に勲章のような切り傷が深々とある強面のヒツジさんだったので、ちょっとしたショックとビビリでヒツジさんご本人のお写真撮り忘れたくらい。。。毛足は短めで細くてサラサラしています。弾力は余りありません。
羊毛として販売する目的で羊を育てている牧場では、干草など毛に付着しやすい餌を食べる時期になると羊用のコートを着せて毛にゴミが付くのを防ぎますが、自由に生活してる羊だけあって砂埃や草やら餌やら、勿論落し物も盛大についています。一度に全部洗うのは大変ですので、300g程度小分けします。洗う前に外の地べたでしっかりはたいて細かい砂埃やゴミを振り落とします。そして、毛布洗い用の洗濯網袋に平らに入れて、浴槽に60度くらいのお湯を張って、羊毛洗いの練りモノゲンか中性洗剤を少し溶いて静かに浸け置き洗い。時々お風呂のお湯をかき混ぜるヤツで軽~く押してやります。
1時間ほど浸け置き洗いしたら、いったん水を切った後に網袋ごと脱水機にしっかり掛けます。その間に浴槽を洗って60度弱くらいの新しいお湯を張っておいて、同様に浸け置いてちょっとだけ軽く押して汚れと洗剤成分を落とし、水切り・脱水、そして、お湯を張るごとに水温を下げてちょっとずつ常温に近付けていきます。浸け置きすすぎで泥水が出なくなるまで繰り返し、最後にしっかり脱水したら天日干し。haluは網袋ごと干して時々天地返ししますが、風で飛ばされないようなら広げて干してもいいです。
しっかり乾きました。どうですか。この白さ!最初のドロドロさが嘘のようです!!
染めるなら、洗い終えたあとの湿った状態ですぐ始められます。

0 件のコメント:

コメントを投稿