2010年10月31日日曜日

襟巻き3

メリノの双糸と黄色味掛かったまだら染めの双糸でチェックのふわふわのマフラーを織りました。
しっかりした織地に見えますがとても柔らかく軽いのです。
フリンジの長さを片側ずつ変えてちょっとしたアクセントにしました。
香取のフリマで撤収間際にお買い上げ頂きまして本当にありがとうございました。

2010年10月24日日曜日

襟巻き2

キウイクラフトに使うような超極太のペンシルロービングのような糸を手芸屋さんで見掛けました。見事なからし色に引かれて購入してしまいました。
早速、この糸を使ってざっくりした襟巻きを織りました。
この糸に合わせるのに選んだ糸は作り溜めてある手染め、手紡ぎ糸のナチュラルカラーのメリノのブークレと緑色系をメインにまだら染めをしたフォークランドと麻混ウールの2本縒り糸。

全く太さも質感も異なる3つの糸がうまく馴染むのかどうかちょっと心配でしたが、出来上がりはご覧のとおり。
からしがとっても効いたチェックです。
なぜか海外の友人に好評。

2010年10月23日土曜日

手染め、手紡ぎ糸11

地味な臙脂色やグレーなどのメリノで紡いだ単糸とちょっと軽いパステルのまだら染めにしたフォークランドで紡いだ単糸を撚り合わせているところ。
どちらも色が変わっていくのでめくるめく組み合わせの変化が撚り合わせていてとても楽しいのです。
今日はのんびりその変化を見ながら、ふわふわに寄り合わせたいので紡ぎコマを使いました。

2カセできました。渋めの色がすんごくお気に入り。
この組み合わせ、また作ろうっと。

2010年10月17日日曜日

ご近所さんには巻物

市販のモヘア糸を使って軽~くふわふわの薄手のマフラーを作りたいと急に思い立ってホワホワした雰囲気に色を組み合わせて織ってみたところ、あれっ?この雰囲気、ご近所さんじゃん!そう、羊(の毛)をスーツケースいっぱいに買ってはるばるNZから運んできて下さった。。。
ということで、このマフラー、出来上がってすぐにご近所さんにプレゼントしました。
きっと彼女は急にプレゼントされて意味不明だったに違いない。。。
そういうちょびっとラッキーなこともあるのさ。

2010年10月16日土曜日

遅ればせながら4=ほっつき歩く3

現実逃避をしたくなると行きたくなるのは、公園、海、本屋、手芸屋、神社仏閣、人気の無い無機質なビル群、誰も知り合いのいないお茶屋(茶しばけるとこ全般ですねん)、人ごみが見渡せてじっくり観察出来る広場のベンチ、川っ縁、誰も来ない夜中の屋上、頼る人の全くいない他所の街、そして人気は少ないけど虫やら爬虫類やら両生類やら生物のいっぱいいる田畑。。。
なんだか結構あります。こうやって見るとどこに行っても現実逃避しているみたい。。。
毎年必ず1回か2回は必ずお邪魔するハーブアイランド ベジタブルガーデンさん、現実逃避するにはもってこいです。いつもお昼ごろ伺って閉園までベタッと居続ける迷惑な客です。
いつも思うのですが、遠路はるばる行くので、出来たら園内で大嫌いなキャンプでもこの際良いので泊めてもらいたい。。。簡単なシャワー、トイレ付きの簡易宿泊所でも併設して頂けないでしょうかねぇ。。。
それは兎も角、これまた、ご飯がとっても楽しみ!ついついサラダバーではお皿に山盛り、本当にメインディッシュより多くメガ盛りに頂いちゃいます。
野菜が美味しいし、ハーブ茶のドリンクバーもやめられない。本当に迷惑な客です。でも、年に一度か二度のこの楽しみ、人生に無くてはならないものなのでございますよ~。
お邪魔するときはちゃっかりお気に入りのクラカメをとっかえひっかえ持って行き、大好きな植物や虫の写真を撮っちゃいます。なんか現実逃避と言いつつも、ゲンキンなヤツかも。。。
写真は今年の夏に現実逃避の旅に出たとき園内で頂いたご飯。

ニュージーランド直送の羊の毛

もう何年もご近所に暮らしている方が、2年間ニュージーランドへ出張に行かれることになりました。いろいろと事務手続きなどがありまして、少しお手伝いしたことがあります。このご近所さんがNZから一時帰国されるときに「お土産、何がいい?」とお尋ねになるので、思わず「羊。」と答えたのでした。果たして、ご近所さんが一時帰国され「ご希望のお土産買って来たよ~。」と見えたときにお持ちになっていたのは、マヌカハニー、ドライフルーツの入ったチーズなど細かいものと、大きなスーツケースが弾けんばかりにぎゅうぎゅうに押し込まれた「羊の毛」。。。
人口より多い羊のものなら簡単に手に入るだろうと気軽に「羊」といったものの、まさか本当にこんなに大量に「羊の毛」がやってくるとはっ!
しかも、この毛、どうやって加工すれば良いんだろう。。。
何十年来いつかやりたいと夢見続けてきたものの、このことが実際きっかけになって、haluの毛の加工、染め、紡ぎ、織りが本格的に始まったのでした。
そして、そのNZからスーツケースにぎゅうぎゅうに詰められてやって来た「羊の毛」を使った初作品がこれ。
経糸には灰色と白のロムニーの毛をまだらに混ぜた双糸を。緯糸は同じ糸と七色のまだら染めの双糸の2本取りで織った45cm幅のストールです。

2010年10月15日金曜日

カラフルシマシマ襟巻き

以前、Nyaoさんに誘われてさをり織りというものの体験に行ったことがあります。何が特徴かといえば、織りに特徴がある訳ではなく普通に平織りで、織り機にちょっとした工夫があるらしいのです。普通の卓上織り機他いろいろな織り機を使っているhaluには多少経糸の端っこの処理が楽になろうと、大して違いがないので、特別な良さについては良く分からず語れませんが、体験では経糸が既にお膳立てされていてすぐ始められるので本来の織りの醍醐味であり煩わしいところでもある経糸張りをしなくて良い(でも、これは他の裂き織り等の体験教室へ行っても同じことなんですが)、工場の残糸(細番手が中心)を色数多く取り揃えていて糸選びが楽しい、織り機そのものは卓上式ではなくスタンド一体型ですが他社のものより小振りな印象、織りの基礎は全く教えてくれずひたすら自由にと言われる等々の感想でした。
特に糸(飽くまで細番手中心ですが)は選んでいて本当に楽しく、織りは別に家で自分の織り機たちで織れば良いのでと色んな糸と紡いで新たな糸を作るのに色んな「端くれ」糸をたくさん購入して帰りました。勿論、卓上機と違って相手はペダル式なので、織る速度は速くらくらくに長いものが織れて楽しいのです。
なので、こんなにカラフルな色で大好きなシマシマも心置きなく織れるのです。糸を次々にとっかえひっかえ、幅も素材感も色合いも次々に変えて行く。。。
自宅ではここまで細番手の糸ばかり数多く揃えていませんので、その鬱憤を晴らすかのように気に入った色を片っ端から織り進む。。。
横でせっせとシックな色合いで織られていたNyaoさんとNyaoさんの仲良しさんは、haluの取り留めなくいろんな色の糸を選んで運んでくる行動を見て、「いい加減にしなさいよ!使った糸は一度戻しなさいよ!」と嗜める始末。「一体どうするの?そんなに色んな色使って。。。」とちょっと心配そうでもあります。
そうして出来上がったこの襟巻き。
よく見るととっても色んな色が入っているのに不思議とまとまりがあるんですよ。 しかも、すんごく長い!!!
「秋空のマルシェ」で、このいろんな色のシマシマが気に入ったお客様にお買い上げ頂いちゃいました(ありがとうございます)!

2010年10月13日水曜日

手染め、手紡ぎ糸10

ちょうど前投稿で出来上がった糸を縒り止めして干しているところ。。。
この糸たちは、乾燥した後、編みなり織りなりで使うまでこうやってかせにして、いつでも眺められるようにたわわにぶら下げています
手染め、手紡ぎ糸8でご紹介した糸もかせのまま出番を待ちます。
まだご紹介していない糸も、まだまだいっぱいあります。
まだまだ、まだまだいっぱいあります。。。
本当に写真に撮ってご紹介するのがちっとも追いつかないくらい。。。
いっぱいあります。

2010年10月12日火曜日

手染め、手紡ぎ糸9

ぽこぽこのスパイラルヤーンやブークレヤーン、作るのにちょっと手間隙掛かりますが楽しいのです。

まずは単糸を作っておいて、細い芯になる糸を用意してスパイラルに縒り合わせます。
更に、また芯になる糸を使って逆向きの縒りを掛けていく。。。
そうするとちょうど細い糸で毛糸をなみなみにサンドイッチしたみたいになります。
これがブークレ。
艶のあるベージュとピーチに染めて混ぜたロムニーの毛で、ロックミシン用の同系色の糸を芯にして、芯が目立たないように紡いでみました。
同様に腰のあるシュロップシャーの毛をパステルのまだらに染めた毛で。


こちらは丈夫なアクリルのショッキングピンクのモヘヤ糸を芯に。
そして、3つ目はメリノとブラックメリノの毛をミックスしたもので麻糸を芯に。
どれもふかふかボリュームがあってエアリー!

ミックスカラーのテクセル

アナンダさんで、オランダ(?)のテクセルの毛をインドに運んで、インドで酸性染料で染めたものを日本で大型のカードマシンで梳きながら混ぜ合わせたもの(=ロール)を購入しました。
こうやって見るとドラムカーダーで梳いたバットみたい。少し脂気が残っていてしっかりした弾力のある毛です。酸性染料なのでお酢の匂いがまだまだ強く残っています。
でも、色合いはなぜかとてもインドっぽい。黄色っぽいからかなぁ。。。たまたま大きなロールの黄色の強い部分を購入したみたい。。。
まずは単糸を紡いで。。。

その単糸を2本縒り合わせて双糸にします。
こうやって見るとにぎやかな色合いですが、全体が黄味掛かっているせいか秋っぽい落ち着いた色です。
野暮ったくもシンプルなチョッキでも編みたいところ。。。

2010年10月11日月曜日

遅ればせながら3=Nyaoさんの新作1

先日のマルシェに向けて、Nyaoさんが新作を出されました。市販の糸ではありますが、Nyaoさんらしい渋い色合い。経糸は娘さんが張り、緯糸→仕上げがNyaoさんの合作らしいです。
テロンとして薄く軽い仕上がりです。コートやジャケットの下に大人の装いを。
続いてすごいのがこちらの作品!羊毛のトップを裂いてペンシルロービングを作りながら織ったというフッカフカの厚手のショール。膝掛けにしても良い幅と厚みが特徴です。
横から見ると正に毛布!!!
これからの寒い季節のスポーツ観戦やアウトドアの防寒対策にいかが?
身にまとうとばっちりあったかです。
長さの半分ずつ色味が反転させてあるデザインがまたNyaoさんらしい。。。
そして、Nyaoさんと言えば。。。
そう、ですよね!
なぜモデルがかって?
それはNyaoさんだけが知っている。。。

机の上の暴れん坊3

夏の間、3尾(♂1、♀大1、♀小1)のメダカさんたちを加えにぎやかだった机の上事情のその後。。。
地味ながらもたくさんの卵を産んで頑張っていた♀小がある日☆になりました。とてもきれいで、最後まで健康的にきらきらつやつやした姿で、痩せ細ることも無く今にも意識を取り戻して卵を産みそうな状態で。
♂は♀小と♀大の二人の妻と一緒に幸せに暮らしていたのに突然妻の一人を亡くし、とても寂しく、これまで以上に♀大に愛情を注ぎました。そんなある日、♀大にもそのときは来たのです。ご飯を食べなくなり、あまり流れの強くないところで息も荒く、遠のいて行く意識を振り戻しながら、仰向けになってしまいそうな状態から逃れようと時折力強くダッシュをします。
♂は♀大の最期までそばにずっとぴったり寄り添い、彼女が☆になるのを看取りました。。。

それからというもの、♂はあまりにも悲しく辛く寂しい日々を送っています。あまり水槽の前にも出て来なくなり陰でひっそりしています。
彼女たちの残した子供たちは。。。最初40尾ほど孵化したのですが、なかなか生存競争は激しく、子供同士でも喧嘩が尽きません。特に週末の絶食期間にダメージが大きく3尾残るだけとなりました。
今では1cmくらいの大きさになりました。なんとかこのまま大きく育ってもらいたいもの。。。

メダカの寿命が一年というのが残念でなりません。

在りし日の♀小(奥)と♀大(手前右)。手前左は幸せいっぱいの♂。

(本当はこの写真、「水草のお花が咲いた!」という報告をしたくて撮ったもの。)

2010年10月10日日曜日

遅ればせながら2=「秋空のマルシェ」にお邪魔しました

10月3日(日)は予定通り「秋空のマルシェ」が開催されました。
そしてhaluもいつものようにKさんに出店を先行して頂いて、のんびり午後からの出品を果たしました。出店の状況はきまぐれ手仕事屋をご覧下さい。店主のKさんが投稿してくれています。
ただし、同じ店(というか、「きまぐれ・・・」はhaluの立ち上げたお店ですよ~)なのですが、不本意ながらhaluとNyaoさんの出店品は撮影されていませんので、それについてはこちらのフリマ出店報告をご覧下さい。halu自身もばたばたしていて品物を陳列した後、撮影するのをいつものように忘れておりました!
出品は、Nyaoさんの新作2点を加えた以外は内容はほぼ一緒。。。
(ええ?大丈夫です。Nyaoさんの新作はまた後ほどご紹介致しますから!)
エコ石鹸、フェルト石鹸、手紡ぎ手編みポーチ、手紡ぎ手織りマフラー、そして、若干のビーズアクセを出品しました。
たくさんの方々にご覧になって頂きまして本当にありがとうございます!
そして、お買い上げ頂きました方々へ厚く御礼申し上げます(感謝)。

毎回色んな方々にお会いでき、そしてお話しができ、参考になることやアイディアを交換できるのがやはり対面販売の良いところ。
今後も都内および東京近郊へ出店の場を広げてゆきます。
現在店主Kさんをはじめ、Nyaoさん、haluと3人の作り手がきまぐれに製作きまぐれに販売活動しておりますが、10月中旬からは新たなジャンルの作り手がお一人参戦予定!!!
ますます充実のきまぐれさんになりそうです!

2010年10月7日木曜日

シマシマ靴下1

シマシマ好きのhaluとしては、靴下だってシマシマで作りたい。憧れの靴下は手染め手紡ぎ糸でしっかり長く使えるものを編むことだけど、今はまだ靴下編みを修行中の身。。。もう何足も練習し続けているのですが、まだまだ満足の1足が編めない。踵とつま先と底が今ひとつビシッと決まらない。。。
だから、今回も手元にあった市販のタワシ用アクリル糸を適当に使って楽しいシマシマ靴下を練習しよう!

太い糸で編む靴下はどうしても厚ぼったく、これをはいていつもの靴は履けません。飽くまで室内用または登山用、あるいはスキー用?
haluの靴下の理想は、はいていて心地良くて暖かいく、汗を吸ってサラッとしていて、不必要に緩くなく締め付けすぎず、どこかが引っ張れたり突っ張ったりしない形。そして、他の部分が まだ大丈夫なのに踵や底やつま先にすぐ穴が開いたりしないこと。。。

市販の靴下でもそんな理想的なものはほとんど無いのに、お手製でそんなものが作れるのか。。。課題は尽きません。
でも、手編みの靴下なら、少なくとも穴が開いても補修できる。。。はず!
夢は、いつか自分のはく靴下を100%自家製にすること!
。。。いつになることやら。。。
さて、出来上がったこちらの靴下は、職場の友人んちへお嫁入りし、クリスマスの時期に重宝されました。