2010年10月4日月曜日

手染め、手紡ぎ糸8

まだら染めにした脱脂した羊毛(=scoured)やいろんな色の半端ものの脱脂した羊毛を梳いてひも状にしたもの(=sliver)がちょびっとずつ増えてくると、思い付きで適当にサックリ混ぜて紡いでみるのも楽しいものです。
台所の蛍光灯をケチ臭い点け方をして撮ったヘボい写真なので、本来の色は伝わらないですが、あんまり考えすぎずに適当に取り出した偶然の色の組み合わせで紡いだ糸は、選んで作ったいつもの色合いとは異なり楽しいもの。
ボコボコに紡いだ後に同じ単糸を使って、本に載っていた方法でブークレヤーン(3本縒り)とスパイラルヤーン(2本縒り)というのを紡いでみました。
こうやって遠めに見ると一緒に見えちゃいますが、よーく見ると、質感が結構違うんですよ。
こちらはイングランド産のミックス羊毛のtop(=sliverよりもっとしっかり梳かしてあってゴミがほとんど混じってないもの)をまだら染めにしてグラデーションになるように紡いでから普通の2本縒り(=2ply)にしたもの。お相手の細い白っぽい糸はフラックスと羊毛とを混ぜ合わせて紡いだもの。まだら染めにした羊毛があまりにも軽くてカサカサして質感が麻っぽかったので、麻混糸と縒り合わせてみました。サマーヤーンにしても良いかも。

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